悩み

「悩み」がない。

と、言うのが私の悩み。

私は、ほとんど悩まない。

『悩まない＝コンプレックスがない』

ではない。

コンプレックスは沢山ある。

どうでもいい事ばかりだけど。

努力して治るものなら、努力すればいいし、

努力して治らないなら、諦めるしかない。

私が悩まないのは、

「努力していないから手に入らないのは当たり前」

だと思っているから。

そして、変わるには時間がかかる事を理解しているから。

簡単な事だけど、なかなか理解してもらえない。

ある時友人に「正論過ぎて、腹が立つ。」

と、怒られた。 

うーーーん。

私には、なぜそこまでして頑張るのかが理解できない。

私は、何かが欠けている。

昔からそれを探しているけど見つからない。

 あきらかにブラック企業で、賃金が安くて、休みもまともに取れない。

 転職に有利な経験も得られないような会社。

時間が過ぎれば過ぎるほど、年齢はあがり移れる会社が減っていく。

「会社を辞めた方がいい」というのは正しいと思うのだが・・・

「そんな事は言われなくてもわかっている（怒）」

と、

「そんな正論を聞きたいわけじゃない」

とご立腹。

なら、この聞かされている愚痴の意味はなんなのだろうか？

と、考えてしまう。

誰かの話を聞くたびに、いくつかの選択肢を用意するけれど

結局選択を間違える。

聞き上手な人曰く

『愚痴を言いたいだけで、意見は求めていない』

らしい。

理屈はわかる。

でも、愚痴を言う友人に何も言わないのは、

【愚痴を言う⇒スッキリする⇒ブラック企業で働く⇒ストレスが溜まる⇒最初に戻る】

ブラック企業にいる事を容認しているようで納得がいかない。

気が付いているなら、なぜ移る努力をしないのか。

やっているけど、上手くいかないのか。

どうにも努力の方向が違っているようにしか見えないのだけれど・・・

人間は複雑すぎて難しい。

他人の悩みに共感できないのが、悩みなのかもしれない。