結婚式は誰の為?
エゲツナイ。
久しぶりにそう思った。
最近の結婚式は、家族の為にやるそうだ。
私は『思い出をつくる為に行動する』ことをやめた。
子供の頃、病弱から
私にとって『皆勤賞』は、憧れだった。
成長して獲得した『皆勤賞』は、とても色あせていた。
なぜなら、皆勤賞を取りたいが為に無理をしていたから。
学校は、皆勤賞を取るための場所ではなく勉強する場所である。
勉強をする為に休まず通ったのではなく、皆勤賞をとる為に休まず通っていた事を真面目な私は気づいていた。
心に真っ直ぐ進んだ結果でないそれは、後ろめたい思い出にしかならなかった。
家族の為の結婚式。
他人の笑顔を見る為にする結婚式は、どんな思い出なんだろう。
『幸せは自分の中にひっそりと』
と、思っている私には、とてもとても想像がつかない。